風を掴め!リミッター・ブレイク!
はじめて記事らしい記事をあげるので、
やはりここは多くの人の興味あることを取り上げるのがいいですよね!
というわけで初回は、
あの主人公も好んで使ったカードのサポートカードについてです。
今回取り上げるカードは
あの、リミッター・ブレイクです。
はい、どのリミッター・ブレイクだよ、と。
恐らく現役プレイヤーにしろ古くからのプレイヤーにしろ昔やってた方にしろ、
使ったことのない人が多数派であると思われます。
なのでまずはこのカードについて、簡単に
解説していきたいと思います。
私の自己紹介記事で好きな罠カードとして挙げたカードですが、
絶対に使ったことのない人がほとんどだと思いますので。
このカードはどの場所からでも墓地へ送られた場合発動し、
手札・デッキ・墓地どこからでもあの
スピード・ウォリアーを特殊召喚することができます。
はい。
それだけです。
※リミッター・ブレイク
罠カード
(1):このカードが墓地へ送られた時に発動する。
自分の手札・デッキ・墓地から「スピード・ウォリアー」1体を選んで特殊召喚する。
アニメで遊星が(なぜか)好んで使っていたため有名なカードですが、
一応スピード・ウォリアーも紹介します。
召喚成功したターンのエンドフェイズまで、攻撃力が倍になります。
はい。
それだけです。
しかもリミッター・ブレイクはスピード・ウォリアーを特殊召喚するため、
なけなしの効果も発動しません。
※スピード・ウォリアー
☆2/戦士族/風属性/ATK900/DEF400
(1):このカードの召喚に成功したターンのバトルステップに発動できる。
このカードの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで元々の攻撃力の倍になる。
この段階でブラウザバックしようとしているあなた、賢い選択ですが
もう少し待ってください。
このカードが生まれたのはなんと2008年。
そりゃ最近のカードと見比べたら変な部分はあります。
当時から(無駄に)このカードを使っていた自分は
光帝クライスでリミッター・ブレイクを破壊しドローしつつ
スピード・ウォリアーを特殊召喚。
次のターンジャンクシンクロンなどを使って展開していく、
というプランを立ててました。
共に戦士族であるため不死武士の蘇生条件を満たし、
サンダーブレイク等で手札に来てしまったリミッター・ブレイクや
不死武士を捨てるというデッキでした。
ジャンクシンクロンで出すシンクロモンスターはギガンテックファイターです。
当時、どこからでもモンスターを特殊召喚できるなんてカードは少なく、
それがたとえスピードウォリアーであっても貴重な存在でした。
その分手間はかかりますが。
そう。
最近になってこのカードを知った時、
私は非常に衝撃を覚えました。
超カバーカーニバル、です。
簡単に言うと、手札から普通に発動できて、
スピードウォリアー的な
カバがどこからでも出てくるカードです。
いや待ってくれよ…
リミッター・ブレイクは何かしらの方法で墓地にいかなければ
スピード・ウォリアーは出てこれないのに、
カバは普通に発動できてでてくるってなんだよ…
※超カバーカーニバル
(1):自分の手札・デッキ・墓地から「EMディスカバー・ヒッポ」1体を選んで特殊召喚する。
その後、自分フィールドに「カバートークン」(獣族・地・星1・攻/守0)を可能な限り特殊召喚できる。
このトークンはリリースできない。
「カバートークン」がモンスターゾーンに存在する限り、自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
この効果で「カバートークン」を特殊召喚した場合、ターン終了時まで相手は「カバートークン」以外のモンスターを攻撃対象にできない。
※このトークンを特殊召喚する効果は発動しなくても大丈夫です。
十二獣並みに衝撃的でした、いわゆる9期パワーを目の当たりにした瞬間です。
マニュアル運転から、オートマ運転になった感じですかね。
まぁこんなところで9期パワーを感じたのは少数派だと思いますが。
しかしながら、そこは時代の流れが解決。
リミッターブレイクも昔に比べてはるかに使いやすくなってました。
おろかな副葬
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから魔法・罠カード1枚を墓地へ送る。
もろ最近のカードです。このカードの登場によって、実質リミッターブレイクはデッキに6枚入っていると言っても過言ではないでしょう。
そういうことにしておいてください。
バージェストマ・マーレラ
(1):デッキから罠カード1枚を墓地へ送る。
(2):罠カードが発動した時、その発動にチェーンしてこの効果を墓地で発動できる。
このカードは通常モンスター(水族・水・星2・攻1200/守0)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する(罠カードとしては扱わない)。
この効果で特殊召喚したこのカードはモンスターの効果を受けず、フィールドから離れた場合に除外される。
こちらもかなり使いやすいカードですね。
しかも罠カードが発動すればこのカードも墓地からモンスター扱いででてきます。
スピードウォリアーと同じレベル2なので使い方が広がりそうですね。
※墓地で発動したリミッターブレイクをトリガーに特殊召喚はできません。
永遠の淑女ベアトリーチェ
ランク6/天使族/光属性/ATK2500/DEF2800
レベル6モンスター×2
このカードは手札の「彼岸」モンスター1体を墓地へ送り、自分フィールドの「ダンテ」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
この方法で特殊召喚したターン、このカードの(1)の効果は発動できない。
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキからカード1枚を選んで墓地へ送る。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
EXデッキから「彼岸」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
このカードに至ってはデッキからなんでも墓地に送れます。
チェインは禁止になったけど、ランク6なら大丈夫。
このように、リミッター・ブレイクを活用するためのカードは
数多く作られています。やはり問題は時の流れが解決してくれることもありますね。
この他にもリミッター・ブレイクの発動を助けるカードはさまざまあり、
昔ほど発動には悩まずに済むでしょう。
「おい!ちょっと待てよ!」
はい?なんですか?
「リミッターブレイクの話ばかりで、俺の話が全然出てこないじゃねーか!」
いやすみません、ちゃんと用意してありますよ。
スピードウォリアーさんの働き口、それはですね…
「リンク召喚の素材になる」です。
「…は?
いやいやいや、そんなんだってトークンでもできる仕事じゃん
俺がやらなくてもいいだろ」
はい
「はい!?」
スピードウォリアーさんでなければできない仕事ではないです
「じゃあ…」
でも待ってください
それはつまり、スピードウォリアーさんにやってもらってもいい仕事でもあります
「はぁ?」
お仕事って、この仕事は誰かだけにしかできないってなると、困りますよね?
その人が急にこれなくなったりしたら、
そこでお仕事ストップしちゃうじゃないですか。
でもそこをカバーできる人がいる、部署全体で
誰かが欠けても大丈夫な体制を整えておく。
それって大事なことですよね
「まぁ…」
だからスピードウォリアーさんも、誰でもできるなんて言わないで、
ぜひこのお仕事に誇りをもってほしいんです。
制限カードになるようなカードは確かに強力で魅力的です。
ですが、1枚しかデッキに入らないせいで、そのデュエル中使えるかわかりませんよね?
スピードウォリアーさんならそういう人がいなくてもやっていける人だと思うんです。
だから今日も頑張って
フィールドに出てきては墓地に行く仕事を繰り返してください。
アニメでもそうですが、過労死とはよく言ったものですね。
※長くなったので実際どう使うかや構築などは次回触れていきます、すみません