風を掴め！リミッター・ブレイク！実践編
前回ではリミッター・ブレイクについて、
（毒にも薬にもならない）記事を投稿しましたが、
今回は実際どう使うかについて考えていきたいと思います。
誰の得になるかは気にしない方向で行きます。
前回記事
では相性良さげなカードを数枚ご紹介しました。
他にも相性の良いカードはあると思いますが、
なぜあの3枚だったかというと、筆者が実際に使ってみたカードだからです。
どう使っていたか、実際にデッキレシピをあげてみたいと思います。
<モンスター>23枚
スピード・ウォリアー 2枚
創造の代行者 ヴィーナス 3枚
神聖なる球体 3枚
D-HERO ディアボリックガイ 3枚
幻想の見習い魔導士 3枚
ゾンビキャリア 1枚
グローアップ・バルブ 1枚
ジェット・シンクロン 1枚
エフェクト・ヴェーラー 1枚
幽鬼うさぎ 1枚
ブラック・マジシャン 1枚
怒炎壊獣ドゴラン 1枚
海亀壊獣ガメシエル 1枚
雷撃壊獣サンダー・ザ・キング 1枚
<魔法>8枚
おろかな副葬 2枚
錬金融合 1枚
貪欲な壺 1枚
ギャラクシー・サイクロン 1枚
死者蘇生
ハーピィの羽根箒
妨げられた壊獣の眠り
<罠>10枚
リミッター・ブレイク 3枚
バージェストマ・ディノミスクス 3枚
バージェストマ・マーレラ 3枚
貪欲な瓶 1枚
<EXデッキ>
永遠の淑女 ベアトリーチェ
リンク・スパイダー
リンクリボー
アカシック・マジシャン
セキュリティドラゴン
ハリファイバー
トロイメア・ゴブリン
トロイメア・ケルベロス
トロイメア・フェニックス
サモン・ソーサレス
トロイメア・ユニコーン
トロイメア・グリフォン
バレルロード・ドラゴン
バレルソード・ドラゴン
鎖龍蛇ースカルデッド
はい、上記のようなレシピでデッキを構築し、
実際に対戦してみたのでご紹介した次第です。
結論から申し上げますとこのレシピ、
リミッター・ブレイクでなくてもよい
という感想を持ちました。いやほんと。
じゃあ前回の記事はなんだったんだと、
はい、言い訳のしようもありません。
なんでそうした感想を抱いたのかと申しますと、
「入ってるカードの汎用性が高すぎる」
という点が大きいかと思います。
無理やりスピード・ウォリアーを入れている感じが強くて、
魔法罠墓地送りギミックを抜いてさらに汎用性を高いカードを入れたほうが、
明らかに自然な仕上がりです。このデッキこそカバでいい。
同じ☆2ということで神聖なる球体を出すギミックを搭載してましたが、
どういう場面でもたいていリンク召喚した方がいいということで、
ランク2のモンスターがどんどんEXデッキから減っていきました。
エクシーズも救済してくれ。
ではどうしたらいいか。
こういうときはスピード・ウォリアーのステータスに注目してみます。
戦士族・☆2・風属性 ATK900/DEF400
まず戦士族、これはサポートの多い種族ですが、その分ライバルも多く、
中でもヒーローキッズは強敵です。
こちらの方向性で使い道を見出すのは少し難しいでしょう。
昔の私がどうかしてました。
攻撃力と守備力に関しては触れない方向で行きます。
レベルが2ということに関しては、上で1度失敗しているので
とりあえずスルーします。
風属性、ここに注目してみましょう。
いや風属性だからって別にこいつである必要はないでしょ、と思った方。
その通りだと思います。オライオン強すぎ。
ですが、待ってください。
オライオンは1ターンに1度しか効果を発動できません。
つまり、オライオンの代替品的な使い方はできます。
パーティに同時採用はできないしなぁ…
せや！
差別化を気にするあまり、変な型にして全然役に立たないように
育てては意味がありません。
あ、すいません遊戯王の話じゃなくなってました。
物は試しです。
男は度胸、何でも試してみるのさ、と有名なセリフがあるように、
とりあえず風属性方面で組んでみたいと思います。
組んでみました。
<モンスター> 29枚
スピード・ウォリアー 2枚
音響戦士ギータス 3枚
音響戦士マイクス3枚
マジェスペクター・ラクーン 2枚
マジェスペクター・フォックス 3枚
マジェスペクター・フロッグ 3枚
マジェスペクター・クロウ 1枚
WW－グラスベル 2枚
WWーアイスベル 2枚
輪廻天狗 3枚
ドラコニアの獣竜騎兵 1枚
THE・トリッキー 3枚
幻獣機オライオン
<魔法>6枚
炎舞ー天キ 1枚
ルドラの魔導書
貪欲な壺 1枚
おろかな副葬 2枚
マジェスペクター・サイクロン 1枚
<罠>6枚
リミッター・ブレイク 3枚
マジェスペクター・テンペスト 3枚
<EXデッキ>
ミスト・ウォーム
セキュリティ・ドラゴン
ハリファイバー
グレートフライ 2枚
トロイメア・ゴブリン
トロイメア・ケルベロス
トロイメア・フェニックス
サモン・ソーサレス
トロイメア・ユニコーン
トロイメア・グリフォン
バレルロード・ドラゴン
バレルソード・ドラゴン
鎖龍蛇ースカルデッド
はい、もう全然違う構築ですね。さっきのはなんだったんでしょうか。
風属性で展開できるパワーを持ったテーマやカードを選別し、
いろいろ組み合わせていった結果、
ひとまず上の形で着地しました。
最初はLLを入れていたのですが、特段入れてていいこともなかったので
リストラし、風属性であることを活かすため、
風属性を指定するカードを採用しようとして
カードを選別しました。
結果あまり風属性で縛る感じにはなりませんでしたが。
風属性の縛りを受けてもなんとか大丈夫なのでWWが多少入ってます。
またマジェスペクター魔法罠が風属性・魔法使い族を要求してくるので、
そういう意味でも兼ね合いがあります。
もちろんスピード・ウォリアーにはありませんが。
THE・トリッキーは基本幻想の見習い魔導士と比べて劣るかもしれませんが、
この構築に関してはむしろ適切なカードになり得るのではないでしょうか。
手札に来たリミッター・ブレイクを捨てつつ場に出て、
場合によってはマジェスペクター条件のコストにもなる、
相性良しですね。
全体的に魔法使いも多いのでルドラの魔導書を採用。
また、THE・トリッキーだけで手札にきたリミッター・ブレイクを
すべて処理するのは困難であると考え、
風属性で、かつ手札を捨てて展開できる
音響戦士Pモンスターを採用。
音響戦士もあの頃に比べて随分大きくなってまぁ…（老並感）
前からあったテーマが9期に強化されているのを見ると、
軒並み高パワーで驚かされますね。
先ほどからちょくちょく出てくるマジェスペクターは、
音響戦士を入れた後に採用することを決めたのですが、
ペンデュラムモンスターを採用するなら
やはりもう少しペンデュラム召喚に対応したカードを採用したいと思い、
ちょうどよさそうだったので採用し、
結果若干デッキを侵食しました。
マジェスペクター、なかなかのマジキチ集団だと思います。
各々のパワーは低いですが、その分魔法罠がシンプルで強く、
マジェスペクターが持つ耐性（カオスMAXと同じ、対象にとられず効果破壊されない）
とかみ合って、処理する相手を消耗させることがしやすいと思います。
輪廻天狗は説明不要ですね、なんで3枚に戻れたんだ。
ドラコニアの獣竜騎兵は、炎舞天キに対応したカードが
天狗だけでは心もとなかったため採用。
スケール合わせ以外にはほぼ使い道はありません。
いらなったら手札コストにしましょう。
この
「いらなったら手札コストにすればいい」って考え方で
このデッキは組まれてます。
まだ調整中ですが、
この音響マジェスペクターWWsw、
長いので『リミッター・ブレイク』は
この形でとりあえず使ってみます。
深夜テンションで作ったスピード・ウォリアーテンペスト
ここまで読んでくださって
ありがとうございました。
